フィリピン経済は投資が成長のカギだ

アジア経済

フィリピン人は、宵越しの金は持たないと言われるほど消費が好きな国民です。

フィリピンは歴史的にスペインの影響が大きいので

「ラテンのノリ」でお金を使ってしまうというのもあるとは思いますが

やはり、海外フィリピン人労働者送金によるものではないかと思っています。

 

海外フィリピン人労働者とはOverseas Filipino Workersとのことで

海外で働いているフィリピン人のことです。

世界に、この海外フィリピン人労働者(OFW)が800万人もいて、

フィリピンGDPの10%を占めるとも言われています。

彼らからの送金を受けた親族等がこぞって消費するという仕組みが

フィリピンの消費を活性化しているようです。

 

それは、GDP統計にも表れており、GDPの70%近くが消費で占めています。

他のアジア諸国は、製造業を自国に呼び込むことによって

投資主導で経済が発展してきましたが

フィリピンは消費主導で経済が発展してきました。

そこが、他の東南アジア諸国とは違うところです。

 

しかし、ドゥテルテ大統領が主導するフィリピンは生まれ変わろうとしています。

現在、ドゥテルテ大統領は「ビルド・ビルド・ビルド」と呼ばれる

インフラ整備計画を推し進めています。

今年から2022年までの6年間で約8兆ペソ(約17兆円)と大規模なもので

首都圏交通網や空港等の整備を計画しています。

 

この「ビルド・ビルド・ビルド」に先たちまして

2018年の1月にフィリピンは税制改革を発表しました。

高所得者への増税、物品税の引き上げに並行して個人所得税の減税を行うことで

900億円の税収が見込まれています。

ちなみに、2017年の税収は好調な景気に支えられ

2兆2,510億ペソとなりGDP比14.3%となりました。

 

実際、経済統計をみても、着実に投資が増えてきています。

まだ「ビルド・ビルド・ビルド」の効果はGDPにまだ反映されていませんが

総固定資本形成の伸びは、GDPの伸び率より高く推移しています。

特に、2018年第1四半期においては、総固定資本形成のうち

建設投資が10.1%と二桁増の伸びを示しています。

 

来期頃から、ドゥテルテ大統領が推し進める「ビルド・ビルド・ビルド」の効果が

GDPに反映されてくるでしょう。

 

消費主導のフィリピン経済に、投資が加われば

フィリピンのGDP成長率は、更に加速すること間違いありません。

 

現在、フィリピンの株価は低迷していますが

「ビルド・ビルド・ビルド」の効果が表れてくる頃には

株価は動意づいてくるのではないでしょうか。

 

オススメの銘柄は、フィリピン証券取引所に上場している

メガワイド・コンストラクションですが

現在、日本の証券会社で取り扱っているところはないので

現地の証券会社に口座を開設して取引するしかありません。

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投資でサラリーマンやめちゃいました。 不動産賃貸業を中心に、株式、ETF、仮想通貨などに投資をしてゆる〜い人生を送っています。 投資スタイルは、成長している国、成長している企業、成長している国の不動産への長期投資をメインに、年齢とともにETF、債権の割合を徐々に増やしていくスタイルをとっています。