今までと同じ人生を歩めると思わない方がいい

日本経済

これからの人生、

祖父母、両親が歩んできた人生

祖父母から両親、そして両親から引き継がれた常識通りの人生

と同じ人生を歩めると思っていませんか。

 

結論から言うと、彼らと同じ人生は歩めません。

時代が違うのです。

経済状況、社会状況が違うのに、同じ人生を歩めると考える方が

おかしくありませんか。

 

人口が減り、日本経済が縮小している時代

日本の経済成長と共に歩んできた団塊世代と

同じような人生は歩めないと思った方が良い。

団塊の世代は第二次世界対戦直後に生まれ、日本経済の成長に支えられてきた世代です。

しかも、

団塊の世代である1947年、1948年、1949年生まれの合計出生数は860万人もいます。

団塊世代の孫世代である1997年、1998年、1999年生まれの合計出生数は357万人しかいません。

団塊の世代である彼らは、高度経済成長の波、人口ボーナス期という二つのエンジンのお陰で

今まで当たり前と考えられている人生サイクルを、何も考えることなく回すことができました。

20歳代で結婚をし

子供は2人、3人を生み育て

新車を買い、そして買い替え

最新の家電製品、家財を揃え

自宅をローンで購入

これは、高度経済成長の波、人口ボーナス期という二つのエンジンにより

日本企業も成長し安泰で、潰れる心配もなく

給料も毎年上昇していったことが、不安なくそのような行動に移させたのでしょう。

 

それでは、ここで高度経済成長の波、人口ボーナス期という二つのエンジンが

どのように推移していったのか見てみましょう。

まずは、GDPの推移

名目GDP

ご覧の通り、団塊の世代が人生サイクルを回している時代は

右肩上がりに経済が成長していることがわかります。

1955年から1975年まで、5年間でGDPが2倍で成長しています。

まさに、高度経済成長の時代です。

 

彼らが社会人となった1965年から

働き盛りの50歳ごろまでの2000年までGDPは成長し続け

高度経済成長の波にも乗れました。

日本企業も成長し、給料が上がるのも当然でしょう。

 

次に、人口の推移を見てみましょう。

人口の推移

厚生労働省より

人口も、団塊の世代が人生サイクルを回している時代は

増えていっていることがわかります。

彼らが社会人となった1965年から

働き盛りが終わる50歳になる2000年まで、

人口は増え続けています。

 

GDPも人口も、

彼ら団塊の世代が人生サイクルを回している時代は増えていったのです。

高度経済成長の波、人口ボーナス期という二つのエンジンは

それぞれがお互いに関連しあっています。

人口が増えるから経済成長して

経済成長するから不安なく子供を産み人口が増える。

 

この二つのエンジンがあったからこそ、団塊の世代はやってこれました。

しかし、これからは人口は減っていく「人口オーナス期」

となると、経済も成長しないでしょう。

人口が減り始めた2010年から、

GDPが500兆円そこらをウロウロとして増えていってないことからも

人口減少がどれだけ経済成長に影響するかが分かります。

 

これからは、

高度経済成長の波、人口ボーナス期という二つのエンジンが逆回転していきます。

このような時代に、彼ら、団塊世代と同じ人生サイクル

同じ常識で人生を歩めるわけがありません。

 

当たり前のように、結婚をして

子供を産んで、自宅をローンで購入するという常識を

疑う時期は既にきています。